こんにちは!ポイントマガジン運営者のポイント田中です!
QRコード決済アプリのPayPayで気軽に投資を体験できるPayPayポイント運用。
2022年は年初から株価が下がり続けたため、PayPayポイント運用で含み損を食らう人が続出しました。
投資歴が浅い状態で元本割れや含み損を食らうのは精神的にキツイですよね…。
そこで今回の記事は、PayPayポイント運用で資産がマイナスになった時の対策を解説します!
(2022年4月に「PayPayボーナス」は「PayPayポイント」へ名称変更しています)
【安心】PayPayポイント運用は資産が0円以下になることはない
PayPayポイント運用は、含み損が膨らみすぎても資産が0円以下になる可能性は非常に考えずらいです。
PayPayポイント運用は現物取引なので、FXや信用取引のようなロスカットは起きないと思われます。
つまり、どれだけ大暴落を食らっても、PayPayポイント運用で運用している資金以上の負債を負うことはあり得ません。
そもそも「含み損を抱えすぎて運用資産が0円になる」というケースが起きる可能性は、限りなく0%に近いと考えられます。
また、株価は上下を繰り返しながら上昇していくものなので、短期的な暴落やマイナスで不安にならないようにしましょう。
2022年の暴落には下記が関係しています
・ウクライナとロシアの戦争
・アメリカの急激な利上げ
PayPayポイント運用がマイナスになった時の対処法
ここからは、PayPayポイント運用で含み損を抱えた時の対処法を解説します。
資産がマイナスになり精神的に辛いと思いますが、できる限り平常心を保って行動しましょう。
PayPayポイント運用で含み損を抱えた時にできる対処法は以下の3つです。
- 放置する
- 買い増しする
- 損切する
資産がマイナスになっても、我々にできることは上の3つしかありません。
マイナスになった時の対策①放置する
含み損を抱えている時に、もっともおすすめな対処法は放置です。
スタンダードコースとチャレンジコースに連動するS&P500は、これまでに何度も大暴落を経験しました。
しかし、大暴落が起きてもS&P500は、その後かならず最高値を更新し続けた実績があります。
つまり、PayPayポイント運用で現在マイナスになっていても、将来的に高値を更新する可能性が高いと考えられます。
マイナスになった時の対策②買い増しする
買い増しできるだけのPayPayポイントを保有しているのなら、勇気を出してPayPayポイント運用で買い増しをするのも対策の1つです。
S&P500の過去チャートを眺めると、これまでの大暴落が絶好の買い場だということがわかります。
もし、買い増しするだけのPayPayポイントを保有しており、長期でPayPayポイント運用に取り組んでいるなら、暴落時こそ積極的に買い増ししましょう。
マイナスになった時の対策③損切する
PayPayポイント運用で短期トレードをしているケースでは、資産がマイナスになった時に損切りするのがおすすめです。
損切をした後は、自分が押し目だと判断したタイミングで改めて、PayPayポイント運用でトレードしましょう。
ただし、損切を推奨するのは短期トレードをしている限定です。
数年単位の長期でPayPayポイント運用に取り組んでいる人は、含み損を抱えている状態で利益確定するのは控えましょう。
PayPayポイント(ボーナス)運用はどのコースがいい?
コースが4種類用意されていて、それぞれことなった性質を持っています。
「老後に向けて貯蓄をしたい」「損得ではなく投資を経験してみたい」「短期間で稼ぎたい」といったように、皆さん色んな考えを持って運用を開始されると思います。
下記の特徴をきちんと理解したうえで、どのようにボーナス運用をしたいのかを決めて、コース選択しましょう。
金(ゴールド)コース
テクノロジーコース
スタンダードコース
チャレンジコース
金(ゴールド)コース
金で運用するETF(SPDR Gold Trust)の価格に連動するコースで、株価が大きく下落するような局面でも金は影響を受けにくいと言われています。
戦争やパンデミックなど、世界が不安定になった時に投資家は資金を安全なところに逃がそうとする傾向があります。
金は逃避先として一番有名な安全資産です。
「有事の金」と言われる金はまさに長期投資向けです。
長期向けの安全資産ということもあり、値動きの上下はあまりありません。
5年10年と持ち続ける長期投資向け要素が強うので、投資の面白さを経験したい方には不向きかもしれません。
テクノロジーコース
ナスダックの中でも代表的な100社に的を絞って投資をするコースです。アップル、アマゾン、マイクロソフトなどの有名企業に投資してみたいという方にお勧めです。
テクノロジー株はナスダックの中でも株価の動きがアグレッシブな傾向があります。
テスラの株価が急上昇したり下落した話などは日本のニュースなどでも流れたことがありますね。
このコースに投資していた場合、2023年の年初から現在3月31日までの期間で既に19%程上昇しています。
投資の初心者でも聞いたことのある米国企業への投資になるので、毎日ニュースを見たり、それぞれの会社の動向が気になったりするようになるかもしれませんね。株式投資をしている実感を持てるコースかと思います。
リスクはゴールドコースと比較すると高く、このコースは短期~中期保有向けです。
スタンダードコース
アメリカのS&P500に連動したコースです。500社への分散投資のため、リスクも低めに設定されています。
株価の上下が激しかった2020~2023年ですが、
もっと長期的にみるとアメリカは過去数十年ですさまじい成長を遂げています。
アメリカの成長に期待をしたい方はこのコースを長期保有すると良いかと思います。
リスクの低い投資先コースになっています。ですが最初の金(ゴールド)コースより値動きがあるので、初めて投資をする方はこのコースで株価の動きなどを実践経験してみるのもいいかもしれないですね。
このコースは長期保有向けコースです。
チャレンジコース
先程のS&P500の値動きを3倍にしたコースです。
S&P500がもし10%上がったら、30%上昇します。ですが10%下がったときにはこのコースは30%のマイナスに。
リスクは高いコースになりますので、安全第一の方にはお勧めしないコースです。
株価の値動きが3倍になるコースなので、リスクがかなり高いです。
もっと投資のワクワクを味わいたいというチャレンジャーな方にはぴったりのコースとも言えますね。
上下が激しいため、短期保有向けのコースと言われています。
チャレンジされる際は自分のリスク許容範囲内で運用を行ってください。
逆チャレンジコース
2022年末に新たに逆チャレンジコースが追加されました。
これももちろんチャレンジコースと同じように3倍の値動きになります。
通常の投資の場合、買った価格より値上がりした際に儲けが出ます。
ですがこの逆チャレンジコースは文字通り逆になります。
S&P500というアメリカ株が値下がりした場合に利益が出る仕組みです。
値下がりの際に利ざやを稼ぐ投資は上級者向けでもありますので、
チャレンジされる際は自分のリスク許容範囲内で運用を行ってください。
「大暴落は10年1回起きる」を念頭にポイント運用を楽しむ
誰でも含み損を抱えるリスクがあることを念頭に、PayPayポイント運用を取り組みましょう。
2020~2021年は、スタンダードコースとチャレンジコースに連動するS&P500が大暴騰しましたが、2022年は上値が重い展開が続きました。2023年に入ると金融引き締めが少し緩まってきたことから、株価はまた上昇傾向にあります。
また、過去のS&P500チャートを眺めると、10年に1回のペースで大暴落が起きています。
PayPayポイント運用で資産運用をしているすべての人が、大暴落に巻き込まれるリスクを抱えていることを認識しましょう。
大暴落が起きても安易に狼狽売りをしない
長期的な目線で運用をしているなら、含み損を抱えても安易に狼狽売りをしないように心がけましょう。
もし、資産がマイナスになった時に平常心を保てず狼狽売りを考えているなら、自分の許容範囲を超えた金額で投資をしている可能性があります。
「これくらの金額なら含み損を抱えても大丈夫」と思える金額でPayPayポイント運用をしているなら、暴落時に狼狽売りをする可能性が低くなります。
大暴落はいつか必ず起きるので、適正な許容範囲の金額でPayPayポイント運用を楽しみましょう。
暴落時に買い増しできるPayPayポイントを保有しておく
暴落時に買い増しができるように、一定のPayPayポイントを保有するのがおすすめです。
「獲得したPayPayポイントはすべて運用に回す」という、全力投資では株価が下がった時に買い増しをすることができません。
常に一定数のPayPayポイントを保有していれば、暴落時の株価が安いタイミングでたくさん入金できます。
全力投資では暴落時に「耐える」という選択肢しかなくなるので、備えのPayPayポイントがあれば精神的にかなり楽になります。
PayPayポイント運用の始め方(PayPayボーナス)
PayPayポイント運用は簡単に始めることができます。ステップはたったの4つ!
クリックすると利用規約が表示されるので「上記に同意して続ける」をクリック
次に「注意事項を確認しました」にチェックを入れて「確認しました」を押す
現在「逆チャレンジコース」が追加されて合計5コースの中から選べます
初めての方は、コース説明で解説したゴールドコースやスタンダードコースがおすすめです。
画面をスクロールしていくとポイントを追加するボタンが表示されます
運用したい金額を決めて追加します
無理のない範囲で余裕を持って追加しましょう
これでPayPay運用の完了です。とっても簡単ですね!
PayPayポイント運用の手数料に注意!
PayPayポイント運用は買い付けの際に手数料がかかるんです
99円以下でPayPayポイント追加を何度も繰り返す
100円以上の追加をすると手数料が発生するので、99円の追加を繰り返す技があります。
回数制限はないのでこれで手数料を取られることはありません。
PayPayポイント運用(ボーナス)で自動追加設定をオフにする
自動追加機能は便利ですが、1%の手数料を取られる可能性があります。
たかが1%と思うかもしれませんが、投資において1%はとても大きな数字です。
この機能はオフにしておくことをお勧めします。
PayPayポイント(ボーナス)の利用設定を「貯める」に変更しておく
手数料とは関係ありませんが、PayPayポイントの「利用設定」を貯めるに変更しておいてください。
「支払いに使う」に設定されていると、せっかくのPayPayポイントが支払い時に使用されてしまいます。
※注意点
PayPayポイントを貯めるの設定にしたままだと、運用に使いたい際に追加できません。
運用ポイントとして追加するときだけ、設定を「支払いに使う」に変更して
追加が完了したら再度「貯める」に戻しておきましょう。